パステルを使ったカラーイラストメイキング、北条鉄道法華口駅 ◆


懲りずにメイキングをアップします。
今回のテーマは「パステルを使ってカラーイラストメイキング」です。
色鉛筆、水彩、クレヨン、コピックなど数あるカラー道具の中で、今回はパステルを使います。
パステルって知ってますか?
黒板に字を書くとき使うチョークみたいな画材です。


もちろんカラーイラストなので、まずは下絵を描くところからはじめます。
描いているのは北条鉄道の法華口駅。
ボランティア駅長さんが、駅の中でパン焼いてを販売されています。
しかも米粉のパンで、すごくやわらかくてもちもちしている、おいしいパンです。

下絵は鉛筆で描いていきます。
今回はパンを見て「わ〜♪」って喜んでいる娘を、イラストで表現したいと思います。
ですので、キャラ先行で描いて、背景は後で追加します。



背景をつけます。
人物を先に描くと、背景のつけ方が難しいですね。
目線の高さに地平線を書いて、そこから1点透視で描くと、案外描きやすいです。
ただ、今回は紙の右上を無駄なく使いたいので、女の子を斜めに傾けています。
ですのでこの背景のつけ方だと、女の子が倒れているように見えますが、お絵かきですのでそこはあまり気にしなくていいと思います。



下絵を極限まで消します。
下絵が残った上に、ペン入れをすると、消えない鉛筆の下線が残ることありますよね。
かといって、消しゴムで下絵を消すと、消えすぎてしまったり、部分的に消え残ったりとコントロールが難しいです。
そういうとき、私は練りゴムを使います。
練りゴムは、まんべんなく薄く消すことができます。



かろうじて残っている下絵にペン入れをしていきます。
今回はHI-TEC-C coletoは使いません。
このペンは水に弱く、手の汗でもにじむのです。
パステル画の最後は定着液を吹きかけてフィニッシュなのですが、その定着液で見事ににじんでくれます。
今回は、COPICマルチライナーの0.05と0.3を使っていきます。



下絵を見ながら単純になぞるだけですので、それほど技術はいりません。
下絵をなぞり終わったら、下絵を消しゴムできれいに消します。
今回はスケッチブックを使っています。
紙質にもよりますが、下書きのとき散々消しゴムを使ったので、これ以上モケモケになってしまわないようにやさしく消しましょう。



いよいよパステルの出番です。
パステルって、こんなのです。
私はヌーベル社のパステルを使っています。
普通のパステルの他に、ラメ入りのパールパステルもあり、こちらも重宝しています。
結構硬いチョークのようなものですので、そのまま紙に押し付けて塗ってもいいし、粉にして押し付けてもよし、楽しみ方はいろいろです。



私は化粧道具を使います。
チークブラシ、アイシャドーブラシ、スポンジチップ、ファンデーションスポンジが使いやすいです。



パステルはカッターナイフで削ります。
色と色を混ぜて、思いの色になるように調整します。
私は、はがきサイズの紙の上で、色を調合し、チークブラシで均等に混ぜます。



肌色ができたので、肌の上に粉を落としていきます。
はみ出した分はブラシではきとり、スポンジチップやファンデスポンジでぎゅっと押しながら塗ります。
色塗りに失敗しても練りゴムで簡単に消えます。
しかもパステルは、「ぽわぽわ〜〜」と表現する画材です。
はみ出してもぜんぜんOKです、いやむしろはみ出したほうがいろんな色が交じり合って、面白いです。



あとは単調な繰り返しです。
技術なんて関係なくて、色を楽しんでください(⌒∇⌒)
「この色とこの色を混ぜると面白いかなぁ」とか「空は青だけどぜんぜん違う色を少しだけ混ぜてみよう」とか、そんな感じです。
完成するとこんな感じです。



パステルはこのままだと、指で触るだけでどんどん色が取れてしまいます。
そこで定着液、フィキサチーフをスプレーします。
鉛筆画でも、上から指でこすると、指が黒くなりますよね。
あれを防いでくれます。



スプレーしても、少しだけ色がなじむかな程度で、大きな変化はありません。
完成です。



最後に・・・
パステルを使うと机の上や、周りが粉っぽくなります。
濡れたふきんなんかで、きれいに拭いてください。
後片付けが、すごく大変ですよ・・・

以上、パステル画のメイキングでした。

ちなみにこのイラストは、北条鉄道法華口駅ボランティア駅長さんに差し上げました。
法華口駅の駅ノートイラストはこちら。


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