大阪府と奈良県を分ける生駒山系の高安山に来ました。
近鉄信貴線信貴山口駅よりケーブルカーで終点の高安山駅で下車します。
駅すぐ近くに大阪平野が一望できる展望台があります。
高安山へは小学生の頃に遠足か何かで訪問した程度で、懐かしい場所でした。
なんとなく覚えていた駅前の風景と展望台からの景色などが、ぱっとよみがえりました。



まず、近鉄高安山駅。
ケーブルカーのホームなので階段状になっています。
駅には勾配標識があり、480パーミルをしましています。
羽根が下向きですので、1キロ行って480メートル下るの意味です。
かなりの傾斜にホームが設置されています。
駅はほとんど変わりなく、昔のままの残されています。
デザインタイルや床のデザイン、木造の柱、石の券売機台などが、昭和の古臭さを残しています。





駅横にある階段を上がると、展望台があります。
階段脇の花壇はきれいに整備されており、小さなお花一つ一つにネームプレートが取り付けられていたりとすごく手が込んでいます。



展望台からの眺め。
前の草木が邪魔で見渡す限り大阪平野と言うわけではありませんが、よく見えます。
この日は少しもやがかかっていますが、晴れた日はもっときれいでしょう。



最後に駅にあった貼り紙です。
イノブタが出るらしい!!
イノブタといえば食用でおいしいイメージがありますが、ここでは野生の本物が出るようです。



旅ノートを描かせていただきました。
ノート設置情報は全国区の駅ノート絵師の木葉きろはさんからいただきました。
展望台に設置された「ごじゅうからメッセージノート」はボランティアグループ「ごじゅうから」の皆さんが設置されたようです。
展望台にあがる階段に、丸いどんぐりがたくさん落ちています。
どんぐりとともに、高安山駅から見える風景を描かせていただきました。
私が訪問する少し前に木葉きろはさんが訪問されており、私宛にメッセージをいただきました。
ありがとう、私も返信しておきましたよ!!