2015年夏、東日本大震災で大きく被災した地域を訪問して回りました。
仙台から新しく出来た東北仙石ラインを経由し石巻に入り、さらに女川駅に向かう途中、ここ石巻線沢田駅に立ち寄りました。
津波が引いたと線路まで水に浸かり変わり果てた姿になった写真を見ましたが、駅はすっかり復旧していました。
駅は1面1線の棒線ホームで、大きくカーブしています。








駅近くの港に寄ってみました。
ここはまだ、津波で壊れた岸壁の工事中でした。
インフラは整ったものの、細部はまだまだ復興中です。





待合室には駅ノートがありましたので描かせていただきます。
以前の数ヶ月前に全国区の駅ノート絵師の木葉きろはさんが来られていて、イラストを残されていました。
安定のクオリティ!
上手いです!



駅ノートは痛みが激しく、残ページが無かったので、今回は空いたスペースをシェアして描かせていました。
元のイラストはこちら、この余白をお借りします。
元イラストを損なわないように、いつもよりも緊張します。
その前に、まず、破れているところを貼り合わせ、メンテナンスするところからはじめます。



風船を持っている娘のお姉さんのような感じで描かせていただきました。
もうちょっと服や表情を工夫したかったですが、時間切れでした・・・