JR加古川線の谷川駅から1つ目の駅、久下村駅。
駅ノート絵師の河合野好さんから駅ノート情報をいただき、訪問しました。
工場や畑、住宅が目立つこの駅に、本当に駅ノートがあるのかな?
駅ノートがあっても、旅人が気まぐれに置いた一時的なもので、すぐに管理撤去されるんじゃないかなと様子見でした。



久下村駅の駅舎ですが、古い年季の入った駅舎を修繕しつつ、維持しているようです。
その為、谷川駅寄りの壁と加古川駅寄の壁が違います。
また、昔はトイレの設備もあったようですが、こちらは取り壊されていました。


駅舎です。
国鉄時代の標準な間取りで、窓口とチッキ台があったようです。
今は板で埋められJR標準のプラスチック製の椅子が設置され、どこにでもある無人駅となっています。
また駅はとてもきれいで花も生けられています。
駅前の花壇もきれいです。



駅舎です。
半分が古い板壁がそのままになっており歴史を感じます。
もう半分は白い壁材で修繕されています。



この駅の特徴は、駅前に大きな工場があってもくもくと白い煙が上がっています。
静かな農村の住宅地の中にある大きな工場の対比が、なんとも面白く感じます。
パルプ工場らしく、昔は従業員の足や原材料の運搬として駅が利用されていたと思われます。



久下村駅の駅名柱。
駅前にあります。



ありました駅ノート!
駅ノートには、先に訪問された駅ノート絵師の河合野好さんのイラストがありました。
久下村駅の駅名柱の前に座る女の子。
かわいいです!



私も描かせていただきました。
丹波の地は黒豆が有名ので、丹波の黒豆娘を描かせていただきました。
「黒豆ボンバー!」

イラストを描いていると、地元の方が散歩中に駅に立ち寄られ休憩をされていました。
いろいろお話を伺い、昔の久下村駅の姿を聞くことができました。
ちなみに、この時ほとんど絵が完成していたのですが、このあたりでは実は黒豆は作っていないとのことでした・・・
残念、もう描いちゃった・・・少し早かったらなぁ。