長らく若桜鉄道に訪問していなかったなぁ、今回は若桜鉄道の木造駅を全部回ってみようと思いやってきました。
まず最初に下車したのが、ここ隼駅です。
3年半ぶりの訪問です。
若桜鉄道は元国鉄の駅で、当時の木造駅舎を今に残す、雰囲気のいい駅舎です。






前回の訪問の時も朝一の列車で来て、人のあまりいないうちに駅ノートを描かせていただきました。
これでも後半、バイクのライダーの方や駅の管理の方が来られ、すこし描きにくい雰囲気でした。
今回も訪問し、いろいろ写真を撮って、早速イラストを残させていただきました。

絵も描きあがる頃に駅を管理されている、ボランティアの方「隼駅を守る会」の方に見つかってしまい、お話をさせていただきました。
前回描いた絵を大切に保管していただいており、「いったいどんな方が描いたのだろう?」と気にされていたようでした。
「本当はこんなヤツでした・・・なんだかスミマセン・・・」
夢を壊してしまった感と、保管していただけたうれしい感じで、なんだか胸がいっぱいになり、
「後でまた来ます」とお約束し立ち去りました。

この後、駅巡りは、1駅間を徒歩で移動する行程に切り替え、列車1本分の時間を稼ぎ、昼ごろに隼駅に戻りました。
今度はバイクの方の聖地です!
駅前にはいろんなバイクが並びます。



後半の隼駅ですが、バイクの事はまったく分かりませんでしたので、いろいろ写真を撮って回る事にしました。
ボランティアの方に、田んぼの向こうから見る駅も素敵と聞きましたので、まずは駅の反対側の田んぼの隙間に。
あぁ、この雰囲気も、里山の田舎の風景として絵になります。
カラーで描くなら、このアングルの絵もいいですね。



今度はホームの端から。
もともと国鉄の長い車両が停車できるように、ホームは長く作られています。



ベコニアと駅看板。



かえるさん。


隼駅はバイクのライダーさんの聖地になっている駅ですが、最近はアニメの「Free!」で駅舎が登場した事からファンの方も来られるとの事です。
アニメの横に私の前回の作品と今回の作品が貼られていました。
ちなみにこの作品の裏側には・・・以下略。


パウチされたものは、パンフ入れに入っていました。



ここまでしていただけ、うれしはずかしの駅ノートイラストですが、今回は車両描くのに失敗しました。
構図ミスです。
紙の端っこに見切れそうになる構図は、無理に紙の中に収めようという心境になり、無意識に縮小してしまうのです。
その為、縦長の列車になってしまいました・・・・
でも、ダルマ駅以外、駅ノートに列車を描いた事がない私にとって、はじめての作品で楽しかったです。
そして、今回気になったのはこれ!
ヘッドマークにしたらどうなるんやろう?というので描いて見ました。



絵にも描いたこの列車は、隼駅に置かれているJRのムーンライト高知号に使われていたカーペットカーです。
廃車になった今はここ隼駅で、バイクに囲まれて余生を送っています。
中も見学することができますよ。