前夜大阪を出発し朝に新潟に着き、会津若松・福島経由でこの駅にやってきました。
これから10日ほどにわたる東北旅行で、最初の散策下車駅です。
赤岩駅のある山形線は、山形新幹線開業に伴い赤岩駅付近の4駅のスイッチバックが廃止されました。
駅周辺は何も無く、冬季は休止され、雪に閉ざされる駅です。

ホームは島式の簡単なホームで、山形方に旧トンネルと、福島方に旧ホームの跡が残されています。
ホームの外にはコンテナハウスのような待合室があり、トイレはありません。





夏は草に覆われほとんど分かりませんが、スイッチバック時代のトンネルや鉄道設備、ホームは今でも残されています。



旧ホームに残された駅看板。
独特の書体が歴史を感じます。



次の列車まで数時間あります。
駅ノートをゆっくり描かせていただきました。
駅ノートを描いていると、だんだん日も暮れ、すっかり夜になりました。




夜は真っ暗なホーム。
少し不気味です。
ホーム出口付近に押しボタンがあり、押すと待合室の電気が点灯します。



赤岩駅で出会った全国区の駅ノート絵師木葉きろはさんの駅ノートイラスト。



このイラストを見て、私も旧ホームを見に行こうと思いました。



駅ノートを描かせていただきました。
木葉きろはさんのイラストを見て、旧ホームを散策に出かけましたが、夏の日差しの中フラフラです。
イラストはそんな私がモチーフです。
水を片手に、誰もいないのをいい事に上着を脱ぎ、シャツ一枚で過ごしました。
といっても、イラストはキャミソールとドロワーズの下着セットですが、いくらなんでも下着まで露出してませんので。
案の定、旧ホームの草むらで変な虫に刺されたのか結構腫れました、アブかな。